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透水・植生生態技術トップ


近年における土木工事は複雑化しており、構築される施設構造物の安全性の確保が重要な課題となっています。このたび、弊社が開発致しました透水・植生生態コンクリートは、骨材・セメント・水に無機質混和剤 ビーコン B・conを添加し、十分に混練した材料を現場打設して構築するものであり、透水性・強度・耐久性および施工性に優れているとともに、パイピング現象による地山(盛土)の崩壊を防止するフィルター材的機能を有するものです。

①無機質混和剤
ビーコン B・conとは?
 ビーコン B・conとは炭酸カルシウム、珪石粉を主成分とするオレンジ色の無機質懸濁液です。
 ビーコン B・conを配合したモルタルの力学的特性は下記の通りです。

ビーコン B・conモルタルの特性(普通モルタルとの比較)
 圧縮強度、曲げ強度が増大する。
 保水性が高い。
 凝固時間が早い。
 耐候性、耐薬品性に優れている。

*透水性と空隙率
 透水・植生生態コンクリートの透水性は、骨材の粒度組成によって若干異なりますが、おおむね5×100~1×10-1㎝/secの透水係数と10~30%の空隙率を確保することができます。

③無機質混和剤 ビーコン B・con合透水・植生生態コンクリートの特性

・耐久性
 透水・植生生態コンクリートの耐久性は、凍結融解試験(ASTMC 666-75)の結果、厳寒地においても十分耐えうることが確認されています。

・圧縮強度
 透水・植生生態コンクリートの圧縮強度は、 ビーコン B・conの配合率により異なりますが、標準配合率(2%)の場合の28日強度(28σ)は10、15、20、25N/㎜2程度以上の強度が得られます。

・地山および盛土土砂の流亡(パイピング)防止
一般に地山内の地下水が地山表面に浸出(湧水)する場合、浸出面において浸透圧あるいは流速が土粒子の重量、結合力を上回るような事態がおこれば、地中に洗掘が始まり、洗掘に伴って流線は加速的に集中し、ついにはパイピング現象(貫孔作用)が発生することになります。

・その他
 透水・植生生態コンクリートの表面は粗い面をしているので、貯水池内の斜面保護に使用した場合は、風による波浪の打ち上げ高さを軽減することができ、また道路切土面に使用した場合は走行車車輛のライトによる反射光を軽減することができます。さらに、透水・植生生態コンクリート塊を海中に設置した場合は①オコシ状であるので表面積(水触部)が大きい。②空隙が多いので小渦流を誘発させることができる。③海藻類の胞子の付着が良く、成長が早い増殖礁(通水性人口礁)としても採用されています。







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